口の中の病気として有名なのは、虫歯と歯周病です。
皆様がこの病気のために、大半の方が歯科医院に通われていると思います。
しかし、口の中の病気として幾つかの病気があるのです。
その一つに、腫瘍(しゅよう)があります。
腫瘍とは体の細胞の一部が何故か多く増えてしまった病気のことで、腫瘍は大きく2種類に分けることができます。
その一つが悪性腫瘍、もう一つが良性腫瘍と呼ばれています。
悪性腫瘍は一般的に「癌」と呼ばれており、放置していると命の危険性が高くなります。
良性腫瘍は、「できもの」とよばれており生命にあまり危険性がないものとされています。
患者さんにこのお話をすると、「歯も癌になるの?」と時々ご質問を受けることがありますが、ご安心ください。
歯は「癌」にはなりません。
しかしながら残念な事に、大変に稀なのですが癌は口の中に発生するのです。
それは、舌、頬、歯茎等々に発生することがあるのです。